E判定から明治大学に
合格するための
入試傾向・対策

URL

明治大学公式サイト
https://www.meiji.ac.jp/

住所

【駿河台キャンパス】〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1

【和泉キャンパス】〒168-8555 東京都杉並区永福1-9-1

【生田キャンパス】〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1

【中野キャンパス】〒164-8525 東京都中野区中野4-21-1

明治大学の特徴

明治大学は、封建的な社会から近代社会へと変容する時代に、個人の権利を確立し、自由な社会を実現するために、フランス法学を教授する明治法律学校として、1881（明治14）年に創立されました。学部の増設にともなって総合大学となった現在でも、創立時からの伝統によって確立された建学の精神「権利自由」「独立自治」に基づき、自由と自治の精神を養うことを明治大学の理念としています。

「権利自由」「独立自治」は、個人の権利や自由を認め、学問の独立を基礎として自律の精神を養うという理念を広く普及させることを意味しています。「個」の確立を通じて近代化を図るべきであるとの視点のもと、近代市民の育成を目指し、創立以来有為な人材を数多く輩出してきました。「個」の確立を基礎とした教育方針は、「個を強くする大学」という理念へと継承されています。

多様な「個」を磨き、自ら切り拓く「前へ」の精神を堅持し、社会のあらゆる場面で協同を進め、時代を変革していく人材を育成しています。「知の創造と人材の育成を通し、自由で平和、豊かな社会を実現する」を使命とし、教育・研究・社会貢献等に取り組んでいます。

2022年度入学試験について、明治大学ではいくつかの変更点が発表されました。
まず、国際日本学部では学部別入学試験における「学部別3科目方式」及び「英語4技能試験活用方式」の「地理歴史、公民」の選択科目から「政治・経済」を廃止することとなりました。この変更によって、3科目方式では外国語・国語・地歴、英語4技能活用方式では国語・地歴が試験科目となります。
また、日本と世界のさまざまな文化や社会システム・国際関係に関心を抱き、日本と世界をつなぐ人材の養成を目指すことから、国際日本学部では2022年度入試より「自己推薦特別入学試験」を新たに導入します。
募集人員は国際日本学科・6名となっており、出願資格・要件には高等学校等における学習成績の状況（評定平均値）4.0以上や、英語資格・検定試験における基準（実用英語技能検定 準1級以上やTOEFL iBT 72以上など）があります。
選考方法は提出された出願書類に基づく1次選考と、小論文及び口頭試問による2次選考があります。

さらに、農学部でも学部別入学試験における配点の変更があり、これまでの各科目の配点120点（合計360点満点）から各科目150点（合計450点満点）となります。ただし、試験科目や試験時間には変更がないため、農学・農芸化学・生命科学科では外国語、数学・国語・理科から2科目選択、食料環境政策学科では外国語、国語、数学・理科・地歴・公民から1科目選択となっています。

法学部では、これまで学部別入試や全学部統一入試、大学入学共通テスト利用入試の他にも様々な特別入学試験がありましたが、そのうち「社会人特別入学試験」「編入学試験」「学士入学試験」が2022年度入学試験から廃止されることとなりました。
よって、法学部の特別入学試験は「海外就学者特別入学試験」「スポーツ特別入学試験」「外国人留学生入学試験」のみとなります。

明治大学の偏差値・倍率・入試難易度

明治大学は、GMARCHと総称される難関私大です。大学の認知度も全国的に高く、例年人気大学ランキングでも上位に入っている大学です。全国から受験生が集まるため、入試難易度は高くなっています。また、国公立大学や早慶などの最難関私大の受験生が併願するケースも多いため、入試問題のレベルも高くなっています。

明治大学の各学部の偏差値は、河合塾基準で理工学部が55.0～62.5、総合数理学部・農学部が57.5～62.5、国際日本学部・文学部が57.5～65.0、法学部・商学部・政治経済学部・情報コニュニケーション学部が60.0～62.5となっています。

2023年度の入試倍率は、法学部が5.3倍、商学部が5.0倍、政治経済学部が3.6倍、文学部が4.3倍、経営学部が4.7倍、情報コミュニケーション学部が5.1倍、国際日本学部が3.7倍、理工学部が3.2倍、農学部が4.1倍、総合数理学部が6.1倍となっています。年によって変動が大きく、また入試改革の影響でGMARCHの倍率に変動がみられるため、しばらくは変動が続く見込みです。

明治大学の場合には、学部によって入試問題が大きく異なります。また、さまざまな入試方式があり、入試方式によって科目数や倍率、合格最低点も大きく異なるため、どの学部・どの入試方式で受験するのかを決めた上でその入試に合わせた対策をしていくことがおすすめです。明治大学の場合には、入試改革後もさほど入試問題に変更は見られていません。過去問を使った演習が引き続き効果的です。

明治大学を目指す受験生からよくお伺いいただくご質問をご紹介します。 ぜひ、受験勉強の参考にしてください。

明治大学の受験科目は？

明治大学の受験科目はどの学部を受験するかによって異なります。詳しくは明治大学学部別傾向・対策ページをご確認ください。

明治大学にはどんな入試方式がありますか？

明治大学は一般選抜、全学部統一入試、共通テスト利用入試、総合型選抜（自己推薦特別入試、AO入試、公募特別入試、グローバル型特別入試、地域農業振興特別入試）、海外就学者特別入試、社会人特別入試、イングリッシュ・トラック入試などがあります。詳しくは明治大学の公式ホームページをご確認ください。

明治大学の倍率・偏差値は？

明治大学の一般選抜の倍率は、3倍～10倍ほどで学部によって差があります。例年、倍率が10倍前後なのが総合数理学部とで、明治大学の中で例年控えめなのが法学部、商学部、情報コミュニケーション学部、理工学部、です。明治大学の偏差値は、55.0～65.0で、学部によって差がありますがどの学部も私大最難関レベルです。

明治大学の受験に合格するための勉強法は？

明治大学の入試は、他の私立大学に比べて試験時間が比較的短い学部が多いので注意が必要です。特に文学部・農学部などは英語の試験時間が６０分と、上位私大の中でも最短です。
早慶と比べ、長文のボリュームも比較的短めですが、試験時間が短いので、高度な情報処理能力が求められる入試となっています。
明治大学を目指す受験生の中には、早慶などの最難関次第と併願する受験生も多いですが、早慶の入試で求められる力と明治大学の入試で求められる力は異なります。
早稲田、慶應などの最難関私大では、出題分野に偏りがあり、重箱の隅をつつくような問題も頻出です。ですから、でやすいところを重点的に対策することで逆転豪額を狙う事も可能です。
比較して、明治大学の場合には、学部ごとに出題傾向は異なりますが、教科書レベルの逸脱した内容がたくさん問われるというよりは、高校での学習範囲の中で、全体的に高いレベルの知識・実力が求められる入試です。また、試験時間内で正確に問題を解くための情報処理能力が求められます。
ですから、入試で点数を延ばすためには、まずは、高校レベルの学習範囲で抜けが無いように基礎をしっかりと固める事が何より重要です。